『プロ直伝』体のバランスがおかしいのは骨盤の歪みが原因って知ってました?
自分では気が付かないことでも、まわりの人から見ると気になり指摘されることもあるはずです。あなたは「体のバランス」がおかしいと指摘されたことはありませんか。人間には自分で自覚していないことでも誰でも「癖」が存在します。昔のことわざで「なくて七癖」なんて言われるように誰でも「癖」があり無意識のうちに日常生活で行っているのです。
その「癖」をそのままにしてしまうと、体の左右のバランスが悪くなったり、「骨盤の歪み」による体調不良を引き起こしたり、そういった不調信号に気付かずに痛みを引き起こすなどのきっかけになることもあるのです。まずはあなたの体のバランスを正常な位置に戻すことを毎日のお手軽な「骨盤矯正ストレッチ」などの方法を取り入れながら正していきませんか。
体のバランスがおかしいのは「骨盤の歪み」が関係している?
体のバランスがおかしいと指摘されると誰でも気になるものです。
特に何もしていないのに、なんでバランスがおかしくなるのかな?などと原因がわからない人も多いのではないでしょうか。
あなたが指摘された体のバランスは体のどの部位になりますか?それとも全体でしょうか?その指摘された内容によって正す方法は変わってきます。
・左右の腕の長さが違う
・左右の肩の高さが違う
・左右のバストの位置が違う
・左右の腰の位置がおかしい
・顔の頬骨の高さがおかしい
・おへその位置がずれている
など誰でも体のバランスがおかしいと感じる違いを持っている可能性があります。
でも自分の体は毎日見慣れてしまいますし、そういった些細な違いに気が付けずに見逃していることもあるのです。
そもそも体のバランスがおかしいというのは、「体の歪み」が引き起こしているものになります。その事実すら知らないのに改善するというのは簡単なことではありませんよね。
まずは自分の体のバランスがどの程度なものなのか、「体の歪み」はどのぐらいあるのかを確認する必要があります。指摘され、何となくここのことかなんて思っていても違う場合もありますし、他にも気付いていないだけで「体の歪み」が出ているところがあるかもしれません。
まずは簡単なセルフチェックから行い、本当に自分の体のバランスがおかしいのか確認し、自覚することから始めてみましょうね。気付くことがスタートラインになりますので、あなたの体のバランスも必ず改善されるはずです。
「骨盤の歪み」を改善するために体のバランスをチェックする方法とは?
体の全身のバランスを見るために「全身鏡」を用意してください。
あなたの頭から足の先まで写っているのが確認できますか?
実際に鏡を見てみると「そんなに体のバランスが曲がっているかな」などと感じているかもしれません。今写っているのは、「無意識にバランスを整えてしまっている自分」です。
体のバランスがおかしいというのをインプットしてしまい、鏡に全身が写った時に、正しいバランスに無意識で整えてしまっているのです。
リラックスするところから始めよう。
まずは、余計に力が入ってしまった体の息抜きを行うことから始めましょう。その場で軽く足踏みしたり、立ったまま肩を上下に動かして力を入れたり抜いたりを繰り返してみましょう。体がだいぶ解れてきたのを感じませんか。
体が解れた状態で再度鏡を見てください。あなたの左右の肩や顔、腰の位置などはどうでしょうか?解す前と比較すると驚くほど「体の歪み」を感じるはずです。この「体の歪み」が起こることでバランスが悪く見えてしまうこと、体の不調に繋がることもあるので十分に気をつける必要があるのです。
また、つま先の向きにも「体の歪み」は出ます。足のかかとをひっつけた状態で足のつま先を開いてみると左右開き具合に違いが出ることがありませんか?
また、洋服はいつも同じところがシワになってしまったり、スカートを履いていると本来後ろにあるはずのファスナーが横に来てしまうなどスカートの位置がずれてしまうなどは「体の歪み」が関係しているのです。左右のバランスが違えば靴底の減り方にも違いがでますので、その度合が大きいほど、「体の歪み」があると思ったほうがいいと思います。
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「体の歪み」による体調不調には骨盤にポイントが!
最初にお伝えした「癖」の原因の一つになりますが、実際にはそれだけではありません。
具体的にあげてみると・・・
・姿勢が悪い、猫背、ストレートネックなど
・長時間同じ姿勢で作業を行うことが多い、デスクワークなど
・事故に巻き込まれたなどのトラブル
・精神的な疾患、過度なストレス
・内臓疾患
・運動不足による筋力不足
など「体の歪み」の原因を少しあげただけでもキリがないほどたくさんありますよね。これに全く該当しないという人を探すほうが難しいのではないでしょうか。それだけ「体の歪み」というのは誰にでも起こるものになり、それを自覚しているのか、していないのかによって違うだけというのがわかるはずです。
注視する点としては外見的な「姿勢」などの要因もあれば「精神的」なことでも「体の歪み」は起こるということでしょう。人はストレスを感じると、本人の感情とは無意識に体がこわばり緊張状態になってしまいます。そうなるとほんの少しのストレスでも過剰に反応してしまい体調不調を訴える人が多いのです。
こういった筋肉の緊張は首や肩周りに症状として出ることが多く、この辺りの椎間板や神経が圧迫させてしまいます。こういった症状の蓄積が「体の歪み」を作り出し、「骨盤の歪み」や健康に支障をきたす結果になってしまうのです。
「体の歪み」は骨盤の歪みによって筋肉の付き方が悪くなる
「体の歪み」の原因を辿っていくと「筋肉のバランスが悪い」ことが原因となっていることもあります。このバランスが悪い人の特徴として整体で体のバランスを整えてもすぐに元の位置に戻ってしまうこと。正しい姿勢を心がけても同じ体勢や姿勢になってしまうなど、治りにくいといった特徴があります。
この状態を改善するためには「バランスの整った筋肉」を手に入れなくてはいけません。
「骨盤の歪み」があると
猫背や反り腰などの状態が慢性化している場合、その根本にあるのは「骨盤の歪み」によるものです。「骨盤の歪み」の場合、若さや健康を保つために大切とされている「体幹」の筋肉バランスが崩れてしまっていることがあるのです。
「体幹」を鍛えようという言葉を頻繁に聞くようになりましたがこの筋肉が弱ると特にお腹周りの前後左右などのバランスが取りにくくなってしまい、筋肉量が減ってしまうことに。そのため、「体幹」を意識的に鍛えることは「骨盤の歪み」の改善にも繋がりますので、上手に取り入れるようにして欲しい部分でもあるのです。
他にも、筋肉が緩んだり衰えやすい場所には「背中」や「お尻」などもありこの筋肉がないことが背中の贅肉の原因となったり、垂れたお尻を作り出す結果になります。またこういった筋肉を鍛えるのに、ハードな運動はしたくないと思う人も多いはず。
骨盤ストレッチ正しい姿勢は作れる
心配はいりません、こういった筋肉は日々の生活で正しい姿勢を行うことで自然と鍛えられていきます。それと同時に「骨盤矯正ストレッチ」などを取り入れることにより、「骨盤の歪み」を直しながら適度な筋肉も付きますので、体のバランスは徐々に整えられていきます。瞬間的に行うよりも継続することに意味があるので、まずは「骨盤の歪み」を直し正しい姿勢で「適正な筋肉」のついた体を目指しましょう。運動が苦手な人でも簡単に取り入れることができ、「体の歪み」「骨盤の歪み」などのお悩みを解消することができます。
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「体の歪み」を正す「骨盤矯正ストレッチ」とは?
体のバランスを整えて行くためにも、「体の歪み」を直せるストレッチから手軽に取り入れてみましょう。すぐには結果が出ませんが、継続していくことで、歪みのないバランスの良い体を手に入れることに繋がりますので、毎日少しずつでも頑張るようにしましょうね。
体幹を鍛えて、骨盤を正す
腕立て伏せの状態になり、膝はつかずに腕と足のつま先だけの姿勢をキープしますお腹に力を入れ、できるだけ直線の状態を保てるようにしましょう。
ゆっくりと息を吐きながら、右の足をゆっくりと水平にして横に開きます。この時に、骨盤や腹筋に力が入っていることを確認するようにしてください。元の位置に戻し、今度は反対側の足でも同じことを繰り返します。
この運動をできるなら10セット行うのがベストですが、普段使っていない腕の筋肉を使うので無理のないように5回を目指せるように頑張りましょう。
下半身を整える
両足を肩幅の広さに開き、片方に体重をかけます。体重をかけた方の足は外股にするようにしてくださいね。両手を頭に起き、お尻に力を入れましょう。
背伸びをして全身の力を込めて体を伸ばします。
体重をかけていない方の足に向かって体を倒します。足の筋が伸びているのを確認しながら行うのがベストです。限界まで倒したら元の位置に戻ってきます。これを5セット程度繰り返します。
体の前面と骨盤を整える
うつぶせになり、両膝を曲げた状態になります。両方の腕は脇から離れないように手の平を床につけた状態でセットします。上体を起こし、反らしながら息を吐きます。この時にお腹までしっかりと伸びたのを確認します。息を吐き、止めます。
この動作が終わったらうつぶせの状態に戻ります。
この3つのストレッチは、毎日できるぐらい簡単なものです。
最初は思い通りにいかず、翌日筋肉痛・・・なんてこともありますが無理せず継続するようにしてくださいね。筋肉痛も過度な痛みがある場合は難しいのですが、多少の痛みであれば休まずに継続することも大切です。途中で休んでしまうとまた最初からになってしまうことも。
自分の体と相談しながら、ゆっくりと「骨盤矯正ストレッチ」を行うようにしてくださいね。また、「骨盤矯正ストレッチ」と一緒に姿勢などできることから気をつけるようにしましょう。