こんな人には骨盤矯正がおすすめ！歪みでおきる症状とは

骨盤の歪みがおきるとさまざまな体の不調に悩むことになります。まさか長年悩んでいたこの症状が骨盤の歪みが原因なの！？

と驚く人も少なくありません。それもそのはずです、骨盤とはまったく関係ない場所にある体の不調も実は骨盤の歪みが関係していることもあるためです。それだけ骨盤というのが体の支柱になり、大切な役割をしていることがわかると思います。

そんな骨盤の歪みが原因となっている不調に気付き、骨盤矯正などを用いて正してあげることがなによりも重要です。まずはあなたのどんな不調が骨盤の歪みと関係しているのか、また骨盤矯正や骨盤矯正ストレッチを用いてどのぐらい良くなるのか詳しく説明します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 骨盤が体にもたらす役割とは？
- 1.1. 骨盤の歪みがあると？
- 1.2. なぜ骨盤の歪みは何が原因でおきてしまうのでしょうか。
2. 骨盤が歪むことでおきる症状とは？
3. 骨盤矯正をおこなえば骨盤の歪みによる症状は解決できる？
- 3.1. 私生活を見直すこと
4. 骨盤の歪みを正すには骨盤矯正ストレッチがおすすめ
5. まとめ

骨盤が体にもたらす役割とは？

骨盤は健康な体を維持する上でとても重要な役割を担っています。ただの腰にある骨ではないのです。骨盤のなかには男性・女性のどちらにも内臓や生殖器・泌尿器などの大切な部分が入っています。これらを外敵から守ってくれているのが骨盤です。

また体のバランスを整える働きがあるのも骨盤の役割です。骨盤の位置や付近をイメージするとわかりやすいのですが、骨盤の上には背骨がありその土台になっています。『知らないと損！骨盤矯正ダイエットの真の効果とは⁉︎』にも書いてありますが、骨盤の歪みなどがなく正常な状態であれば背骨を真っ直ぐに保つことができるので、体を健康に保つ効果があるのです。

骨盤の歪みがあると？

骨盤の歪みがあるということは、背骨だけでなくそこからつながっている腰痛や肩こりなどの症状の引き金となってしまうのです。骨盤を正しく保つことは健康だけでなく美容にもとても効果を発揮しますので、骨盤の歪みで体の不調に悩むことがないように工夫することがとても大切です。

なぜ骨盤の歪みは何が原因でおきてしまうのでしょうか。

骨盤自身が自分から歪むことはありません。骨盤につながっている筋肉が正しく使われずにバランスが保てなくなったことが原因で骨盤の歪みはおきてしまいます。

具体的には梨状筋（りじょうきん）と中殿筋（ちゅうでんきん）とよばれる筋肉で、体の中心部にあるインナーマッスルを鍛える筋肉です。骨盤の歪みを正すということは骨盤の位置を矯正的に戻すのではなくこの筋肉を鍛えてもとの正しい位置に戻してあげることをいいます。そのため骨盤の歪みを正すには継続が必要ですし、とても時間がかかるのです。

『下半身太り解消⁈骨盤体操が効果的な件』

『骨盤に歪みがあるとどんな症状がでるの？』

『体のバランスがおかしいのは骨盤の歪みが原因って知ってました？』

骨盤が歪むことでおきる症状とは？

骨盤の歪みがおきることでさまざまな症状の原因となります。長年悩んでいるような症状も実は骨盤が関係していたとしたら、骨盤の歪みをもとに正さないと症状の改善につながるはずがありませんよね。骨盤の歪みからおきる具体的な症状についてご紹介します。

代謝の低下

骨盤の歪みがおきると新陳代謝が低下してしまいます。血液の流れを妨げてしまい、その結果女性の場合、むくみや冷え性などの原因をつくりだしてしまうのです。代謝を下げると脂肪燃焼効果もさがり、食事の量は少ないのに太りやすくなったり、脂肪がつきやすい体になるなどいいことはありません。

たかが代謝と思っていても健康や美容にはとても大切なことですので、特にダイエットをしたい、いつまでも美しくいたい人は代謝の低下を防ぐためにも骨盤の状態に気を付けましょう。

『ダイエットに絶大な効果⁈骨盤矯正ベルトの効果について書いてみた』や『ダイエットに効く！骨盤体操って知ってた⁈』も一緒にお読みください。

肩こり・腰痛

骨盤の歪みは直接背骨の歪みへとつながります。この2つはそのまわりの筋肉へも影響を与えやすく慢性的な肩こりや腰痛に悩まされることになってしまいます。骨盤の歪みをそのままにしていると筋肉量も低下してしまい、体内の血流の悪化にもつながります。

肩こりや腰痛も最初は軽い症状のものでも、慢性化すると重症化しやすくなりますので、はやめに解決することが大切です。

スタイルが悪くなる

骨盤の歪みで多いのがウエストまわりに肉がつきやすくなったり、ポッコリとしたお腹です。体は痩せ型なのにどうしてもポッコリとしたお腹の状態がひどくどんな洋服を着ても似合わないといった悪循環がおきてしまいます。

腹筋などを鍛えたところで効果はありませんし、骨盤の歪みを正してあげないとポッコリお腹を直すことはできません。

便秘

骨盤のなかに本来であれば腸も収まっていますが、骨盤の歪みがあると歪んでしまい腸の筋肉が正しく機能しなくなり便秘の原因をつくりだしてしまいます。

骨盤底筋の緩みや衰えなども便秘の原因となり、なかには尿もれなどの症状に悩まされる場合もあります。また骨盤の歪みによる代謝がさがるのも便秘の理由になり、慢性的な便秘で悩んでいる人は骨盤を見直してみると意外と治ることもあるのです。

股関節の痛み

骨盤と股関節には密接なつながりがあります。背骨の下にある3つの骨が骨盤で左右のくぼみにあるのが股関節です。骨盤が歪むと股関節に影響して痛みの原因をつくりだしてしまうこともあります。股関節の痛みがあっても年齢によるものだと思ってしまう人や、股関節だけの治療をしてしまいがちですが骨盤とあわせて治療しないと意味がありません。

婦人科の病気

骨盤の歪みの症状のなかには不妊症などの原因をつくりだしてしまうこともあります。代謝がさがり、血液の循環が悪くなると婦人科系の病気にもなりやすく、妊娠しづらい体になってしまうのです。そのため1人目出産後に骨盤の歪みがでてしまいそのままにしていたら2人目がなかなか授かることができない人もいます。そういった場合産後の骨盤の広がりをそのままにしてしまい、代謝や血液の循環が悪くなっていることも考えられるのです。

このように骨盤の歪みがもたらす数々の不調には種類があります。まさか骨盤が関係しているなんて…という人が多いのですが、健康や美容のためにも骨盤を正しい位置に保つことはとても重要ですので、思い当たる人は一度見直してみてくださいね。

『骨盤矯正は本当に不妊対策に効果があるのか？』もご覧ください。

骨盤矯正をおこなえば骨盤の歪みによる症状は解決できる？

さて、こういった骨盤の歪みを正すことができるのが整体でおこなう骨盤矯正です。骨盤矯正は歪んでしまった骨盤を正しい位置に戻す効果があります。とはいってもすぐに効果があるものではありません。

何回か通うことで徐々に骨盤を正しい位置に戻していくことができます。骨盤矯正に通っただけでは骨盤を正しい位置に戻すことができると思っている人もいるのですが、『【長続きしない方】骨盤矯正の効果がどのくらい持続するか知ってた？』でもご説明していますが、骨盤矯正だけで骨盤を正しい位置に戻すのは時間がかかってしまいます。

私生活を見直すこと

骨盤の歪みの原因となる生活習慣や癖などを見直しながら一緒に取り入れていくことにより骨盤の歪みは効率的に正すことができるようになります。

例えば、毎日の睡眠時の姿勢でも骨盤の歪みがおきてしまいます。ほとんどの人が無意識でおこなっているので知らないかもしれませんが、一番いいのは仰向けの姿勢だとしています。

妊婦さんなどはお腹が大きいので仰向けだと内臓をはじめとする臓器に負担がかかってしまうので、横向きを推奨していますが、通常の場合であればできるだけ仰向けで寝ることで骨盤の歪みを正すことにつながります。

睡眠は質も大切ですので、できる限りでこういった状態を正していけるようにしましょう。

他にも歩いている時や立っている時の姿勢、座っている時の姿勢なども骨盤の歪み影響しますので一度見直してみるといいのではないでしょうか。

妊娠前・妊娠後のための記事

『産後の骨盤矯正ベルトってどれだけ効果あるか知ってた？』

『産後の骨盤の歪みには骨盤矯正が必須って知っていました？』

『安全な出産と産後の健康のために骨盤矯正をはじめよう』

骨盤の歪みを正すには骨盤矯正ストレッチがおすすめ

骨盤矯正と一緒に行って欲しいのが、自宅で簡単できる骨盤矯正ストレッチです。整体でおこなう骨盤矯正だけでは骨盤の位置を正しい位置に保つことは難しいので一緒におこなうことでより効果的に取り入れることができます。

初心者でも挑戦しやすい骨盤矯正ストレッチについてご紹介します。まずはできそうなものを1つからでもいいので気軽に挑戦してみてくださいね。無理なダイエットや筋トレなどをおこなうよりも骨盤矯正ストレッチの方が効果的です。

骨盤の歪みを正すストレッチ①

まずは仰向けに寝ます
軽く膝を曲げます
その状態で左右に揺らしていきましょう。

たったこれだけの運動です。左右両方でおこなうのを忘れないようにしてください。簡単に揺らしているだけに感じるかもしれませんが骨盤の位置を正しく戻す効果があります。

骨盤の歪みを正すストレッチ②

足を肩幅に開きます
両手を腰の位置に当てます
そのままの状態で骨盤を左右に押し出すように揺らしてみてくださいね
左右に慣れてきたら、今度はまわすのもおすすめです。

骨盤の歪みを正すストレッチ③

正座した状態から後ろにゆっくりと倒していきましょう。
無理のかからない姿勢の状態で10秒間ストップします
無理に伸ばしすぎず、5回を目安におこないましょう。

ちょっとした隙間時間でもしやすいストレッチになりますので、毎日少しずつでも取り入れるようにしてくださいね。

骨盤矯正ストレッチについて紹介しましたがいかがでしょうか。誰にでもできるようなとても簡単なものばかりですので挑戦してみましょう。また今日はやったから明日はいいやといったように一時的に骨盤矯正ストレッチを取り入れるのではなく、継続することで効果を発揮しますので、毎日朝晩を目安に続けるようにしてみましょう。骨盤矯正ストレッチに慣れるまでは最初は大変かもしれませんが、慣れてくると適度な気持ちよさも感じるようになります。