くびれを作るには助骨にヒントが?その為のポイントは?

どんなに運動して筋トレしてもくびれがなかなかできなくて悩んでいる人はいませんか。大抵の人は徐々にウエストが引き締まってくびれができるのを実感できるものですが、なかには生まれ持った体質によってくびれができにくい人もいます。実はその理由が「助骨」にあるのです。

助骨ってなに?くびれとの関係は?

まず試して欲しいことがあります。脇腹の骨盤の上に拳を置いてみてください。助骨と骨盤の隙間に拳が入りますか?この隙間がある人はくびれができやすい人で、逆に隙間がない人はくびれができにくい人になります。骨盤と助骨の間に十分な余裕がない人はどんなに運動をして引き締めようとしても、痩せている人でもくびれができない場合があります。

基本的には遺伝的な要素が多いのですが、生活習慣のちょっとした癖が原因となりくびれができにくくなってしまうことがあります。例えば長時間椅子に座っている時間が長い人、猫背気味でお腹に力が入らないままで長時間座り過ごしているとお腹周りの筋肉がどんどん衰えてしまい骨盤と助骨が本来あるべき位置からずれて距離が近くなってしまうのです。

特に腹筋や腸腰筋が衰えてしまうとこの距離が近くなってしまうと言われています。

先程紹介したチェック方法で「自分の骨盤と助骨は近いのかも!?」と思った人は、どんなにハードな運動をするよりも効果的な方法があります。無理な運動では腰を傷めてしまう原因となりますので、くれぐれも注意してくださいね。

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助骨が狭くてもくびれを作れるの?

骨盤と助骨の間が狭くなってしまうのはもともとの体質が関係している場合もありますが、他にもお腹の筋肉が緩んで縮こまってしまっている可能性があります。その骨盤と助骨を広げるエクササイズをすればある程度は広げることができるのですが、すぐにもとの位置に戻ろうとしてしまいます。

またこのタイプの人はくびれを作る為にどんなに腹筋をしてもくびれがなかなかできず苦戦することになります。まずは骨盤と助骨の位置を本来のある場所に戻してあげないとどんなに運動しても食事制限をしてもくびれを手に入れることはできません。

あなたの体型にあった運動方法を行うこと、日々の生活習慣を見直すことで今骨盤と助骨が狭い人でも理想的な美しいくびれを作ることができます。体型だからと諦めないでくださいね!あなたにおすすめの運動法をご紹介致します。

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助骨が狭い人のくびれを作る方法は?

骨盤と助骨が狭い人でも簡単にくびれを作る方法をご紹介します。まずは最初から無理しないように身体を解すことから始めましょう。特に日頃から運動する習慣のない人は身体が固くなってしまい、急に動かすと筋肉を傷めたり負担をかける原因となってしまいますので、最初は少ない回数から始めるようにしてみましょう。運動をする時は動きやすい服装で下にヨガマットなどを敷いて行うのをおすすめします。

(1)      骨盤と助骨を開く運動―初心者編―

  1. バスタオルをストレッチボールのように横長に丸めます
  2. その状態が崩れないように紐で縛って形を整えます
  3. へその裏の身体に対して直角になるようにバスタオルを設置します。
  4. そのバスタオルを床に置いて寝転がりましょう
  5. そのまま5分キープして一度休憩し、5セットを目標に行いましょう。

バスタオルでなくともストレッチボールなどでも代用できます。自分のやりやすい方法で運動器具などを用いて行うようにしてくださいね。

(2)      こわばった筋肉を解す筋トレ

  1. 右足は膝を床につけた状態で左足をまっすぐ伸ばした状態にします。
  2. 右手を床に付けて左手は頭の上にまっすぐ伸ばします。お腹に力を入れるように意識して骨盤と助骨の間に差ができるように意識的に身体を伸ばしてあげましょう。
  3. お腹の中心に力を入れたままの状態で今度は骨盤と助骨を引き離すように伸ばしていきます。右側を伸ばしたら今度は左側を行います。

固まっていた筋肉が伸びて柔らかくなるので気持ちよさを感じるはずです。伸ばす時はゆっくりと時間をかけて行うようにしましょうね。

(3)      骨盤の位置も整える筋トレ

  1. 脚を肩幅に合わせて広げ脚のつま先は外側に向けるようにしましょう。
  2. 息を吸いながら背筋を真っ直ぐに伸ばして膝を外に開いたまま腰をゆっくりと落としていきましょう。息をゆっくりと吐きながら膝をくっつけます。
  3. 膝を伸ばしながら息を吸います。できる範囲で無理のない動きにしましょう。
  4. 息を吐きながら骨盤の位置を元に戻します。
  5. この運動を3セット繰り返しましょう。

助骨は身体の中でも折れやすい骨ですので無理な運動はおすすめしません。最初は身体を解す程度から始めて少しずつ身体を解していきましょう。

骨盤と助骨の位置が元にもどれば腹筋などの運動でもくびれを作ることができます。まずは自分の身体を知ること、その上で体型にあった方法でくびれを作る為の努力をしましょう。ポイントさえ知っていれば簡単にくびれを手に入れることができますよ。