大人でも身長が伸びるって本当?コンプレックスを解消しよう
大人になると身長が伸びないという人もいれば、大人になってから身長が伸びたなんて人もいますよね。一般的に身長が伸びるのは成長期なので大人になってから身長が伸びているとすれば、ある条件が揃っている人だけがまだ身長が伸びている場合もあります。それはどんな場合なのでしょうか。
大人になってから身長は伸びる?
身長が伸びるというのはいわゆる第二成長期の思春期~成長期の時期です。この時期に成長ホルモンが大量に分泌されることで身長が伸び、なかには20cm以上も大きくなったなんて人もいますよね。夏休みを超えると同級生の身長が急に伸びていてびっくりした経験もあるのではないでしょうか。さて本題の「大人になってから身長が伸びるのか?」についてですが、大人になっても「骨端線」が残っている人は身長が伸びる可能性があります。もちろん骨端線はずっと残っているものではないので、20代前半までに限った話にはなってしまいますが、成長期が終わると本来1本の骨になる骨端線が残っていれば成長期ほどではないにしても身長が伸びる可能性があるのです。
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骨端線があるかどうか調べる方法
大人になって骨端線が残っているのか知りたい!なんて人もいるでしょう。そんな時は病院でレントゲンを撮ると骨の横に白い線が見えますので、これが骨端線です。ただし骨端線が残っていてもそれを膨張させ成長を促す成長ホルモンの分泌量は少なくなっていますので、日々の生活の中で成長ホルモンを促すような生活習慣を行う必要があります。睡眠・食事・運動などを見直し規則正しい生活を心掛けましょう。
歪みや縮みを正すと身長は伸びる?
またレントゲンで調べてみたら骨端線ないことがわかり、身長が伸びるのを諦めている人もいるかもしれません。確かに身長そのものを伸ばすのは難しいのですが、体の歪みや縮みを正してあげることで本来の身長に正すことならできます。ほとんどの人に意識がないかもしれませんが、日常的な癖や習慣が骨や筋肉の歪みを引き起こし、身長が小さくなってしまっている場合もあるのです。歪みや縮みを正して実際に5cmも身長が伸びたなんて声もあります。
背骨によって1日の間でも身長が変わるって本当?
他にも背骨の椎骨にかかる圧力の違いで身長が変わる場合もあります。
24個の骨からできている椎骨の間に挟まっているのが椎間板で、その中心部にいるのが髄核です。髄核は吸収性が高い素材になり日中は水分が放出して薄くなり身長が小さくなります。この椎間板の厚みに1ミリでも違いがあれば全部で2cm以上の身長差が出ることになります。年を取ればとるほどこの椎間板は干からびてしまうので、若い人よりも高齢になってからの方が椎間板の状態による身長差ができやすくなります。
椎間板の健康を保つことが大人になってからの身長を保つことにも繋がります。今の身長をできるだけ維持したい人は背骨の健康を守るために過度な負担がかからないように注意したいものですよね。そのためにできることは、できるだけ同じ姿勢を長時間続けるのでは無く姿勢を変えたりしながら背骨にかかる負担を減らしてあげることが大切です。日頃から長時間同じ姿勢でいる人は一度見直してみてもいいでしょう。
大人になってから身長が伸びるのは骨端線が残っている一部の人だけです。あとは体の歪みや縮みを正してあげるだけで本来の身長に戻すことはできます。また今ある身長を維持するためにも背骨にかかる負担にも注目してあげましょう。身長のコンプレックスを抱えている人は一度こういったポイントを見直してみるといいでしょう。どうしても身長を伸ばしたいのであれば手術などの方法もあります。諦める前にできることに挑戦してみましょう。
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