簡単で効果的!股関節回しの効果とやり方

普段、仕事で同じ姿勢のまま長時間いることがある人は、どうしても姿勢が悪くなってしまいがちです。特に、座ったままの姿勢が続く場合は、背中が丸まり、股関節周りの筋肉も硬くなってしまいます。

股関節周りの筋肉が硬くなってしまうと、お腹、お尻、腰回りに脂肪がつきやすくなってしまいます。

この記事では、簡単で効果的な股関節回しについてご紹介していきます。

股関節回しを行って、理想的な体に近づいていきましょう。

股関節回しの効果

まずは、股関節回しの効果についてみていきましょう。

効果を知って、やり方を知って、実行してみるという流れが良いと思います。

ここでは、大きく4つに分けてお伝えしていきます。

シェイプアップ

股関節回しを行うと、股関節周辺の筋肉が総動員して動く為、お尻、お腹、腰回りのシェイプアップが期待できます。

股関節周辺には、たくさんの筋肉があり、それらが硬くなってしまうと、代謝が低下してしまいます。逆に、硬くなってしまった筋肉の柔軟性を取り戻していくことで、代謝アップに繋がり、結果的にシェイプアップすることができます。

姿勢改善

股関節回しは簡単に行うことができますが、股関節の動きだけを見ると、複合的な動きと言えます。

複合的な動きを行うと、それぞれ前後左右に動くときに働く筋肉がバランス良く動くので、姿勢改善の効果も期待できます。

また、股関節回しを行うときに、上半身も正しい姿勢を意識する必要があります。

そのため、普段から上半身の姿勢も意識できるようになり、一石二鳥です。

足先の冷え改善

足先が冷える方は、色々な要因が考えられますが、股関節周辺の筋肉が硬くなっているのも一つの要因です。

股関節回しを行い、股関節周りの筋肉が上手く動くようになると、足先の冷えの改善も期待できます。

柔軟性向上

股関節周辺の筋肉を総動員する為、今まであまり動かしていなかった筋肉も動かすことができます。動かしていなかった筋肉を動かすことで、柔軟性の向上にも繋がります。

股関節回しのやり方

それではここから、実際にどのように股関節回しを行うのか見ていきましょう。

股関節が怪我や病気によって動かせない方や、筋力低下により脚が上がらない方を除き、誰でも簡単にできる運動ですので、ぜひやってみてください。

股関節回しのやり方 その①

股関節回しは片脚ずつ行います。

例として右脚で説明していきましょう。

  1. 壁の前に正面に立ち、両手を壁につけます。
  2. 股関節と膝を90度にして、右脚を上げます。
  3. 上げた右脚の膝で、円を描くように回していきましょう。

最初は小さな円を描くように回し、徐々に大きな円を描くように動かしていきましょう。

動かしているときは、股関節に意識を置いておきます。膝や足首などに力が入ってしまうと、効果的ではないので注意が必要です。

右脚が終わったら、左脚も同様に行います。

行っているときに、もし痛みが出たらすぐに中止するようにしましょう。

股関節回しのやり方 その②

股関節回しのやり方その①をやってみて、物足りなかった方向けに、発展版もご紹介しておきます。

今回も、例として右脚を行うケースで進めていきます。

  1. 左脚を下にして、横向きで寝転がります。
  2. 膝を伸ばした状態で、足先で円を描くように股関節を回します。

膝を伸ばして行う場合も、意識は股関節においておき、膝、足首には力が入らないように注意しましょう。

その①と比べて、重力に対して脚をあげることになる為、強度が上がります。

その①で物足りない方は、ぜひやってみてください。

回数とタイミング

時計回りと反時計回りで、それぞれ10周から20周を2〜5セットくらい行ってみましょう。

筋力にはかなり個人差があるので、体がじわっと暖かくなるくらいを目安に行ってみましょう。

行うタイミングは、朝起きたときや、運動前など、体を動かす前のタイミングがベストです。

もちろん、それ以外のタイミングで行っても、全く問題ありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

股関節回しは誰でも簡単にできて、色々な効果が期待できます。

できたら毎日行って、理想的な体を手に入れましょう。