身長はいつまで伸びる可能性があるの?大人でも伸びるの?

長がなかなか伸びず悩んでいる人にとって“いつまで伸びるのか”はとても気になりますよね。成長期だから身長が伸びる、10代だからまだまだ伸びるなんて言われても周りの友達と比べても身長が低い、伸びていないと何かと考えてしまいますよね。

そんなあなたに身長はいつまで伸びる可能性があるのか?大人になっても伸びる可能性はあるのでしょうか。

日本人の身長平均は横ばい?

身長がいつまで伸びるのかについて説明する前に、実は戦後から現代に至るまで17歳の平均身長がほぼ横ばいで変わっていないのを知っていますか?昔に比べると身長が高い子供が増えたなんて言われていますので平均身長も高くなっているのではと思われがちですが、実はほぼ変わっていないのです。

栄養・睡眠・運動などが身長を伸ばすためには必要ですが、日本人の身長は今がピークなのではと考える専門家もいるそうです。少しでも身長を高く伸ばしたいと思っている人は、意識的に身長を伸ばす努力や対策が必要なのです。

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身長はいつまで伸びるの?

身長が一番伸びるピークは女子11歳頃・男子13歳頃と差があります。この時期は男子よりも大きな女子がたくさんいますよね。それが中学校に入る頃には大きく成長します。身長は成長期の数年間で個人差はあるものの25cm~30cm程度大きくなります。

この時期を身長のラストスパートなんていうこともあり、思春期が終わると急激に身長の伸びは緩やかになって止まります。最終身長の差で考えると、実は思春期を迎えるまでにどのぐらいの身長が伸びていたのかによっても変わります。実際に身長の伸びが止まるのは女子15歳前後、男子は17歳前後だと言われています。

なかには20歳を超えてから身長が伸びたなんて人もいますが、それが稀な話なので「身長が伸びるかも!?」なんて思わないようにしましょう。とはいっても骨端線が残っていれば、20歳ぐらいまで年間数ミリ単位でも身長が伸びている人もたくさんいますので、身長が低いままかもなんて諦めないようにしてくださいね。

思春期が身長に大きな影響がでる理由

身長が伸びるというのは=骨が成長することになりますよね。身長を伸ばす鍵は骨端線にあります。骨端線は骨と骨を繋ぐ軟骨のような部分になり細胞分裂を繰り返しています。骨端線がある間は急激ではないにしても、少しずつ身長が伸びていきます。

骨端線はホルモンの影響を受けてとじていきますので、次第にゆっくりとした身長の伸び幅になっていきます。また身長が伸びるかどうかは女性ホルモンの働きによるものが大きいと言われていて、骨の成熟度を決めるのが思春期でもあるのです。そのため、思春期の時期を少しでも遅らせて身長を伸ばす方法もあります。

例えば、夜更かし気味の人はメラトニン(ホルモン)が正常に分泌されにくくなってしまいますので、夜10時には寝てメラトニンをしっかりと分泌させてあげることで、思春期の時期を遅らせることもできるのです。また過度な肥満も成熟度を早める原因になってしまいますので、体重管理をしっかりと行いお菓子や清涼飲料水などは少なめにしてバランスのよい栄養を積極的に摂るようにしましょう。

身長がいつまで伸びるのかとにかく気になりますよね。少しでも身長が高いほうが得ですし、身長が低いだけで損をしたなと感じることも多くあるはずです。身長を少しでも高くする為には思春期までにどのぐらい身長が伸びているのか?

また思春期にどんな生活習慣を送り背が高くなる対策をしていたのかが重要になります。大人になってからもっと身長が欲しいと思っても伸ばすのはなかなか難しいので、子供の身長が伸びるうちに少しでも伸ばせるようにしておきましょうね。

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