股関節や足をつる人必見!股関節や足がつる原因と対処方法

突然足をつって、激痛を感じた経験のある方は少なくないと思います。

足をつったときには、その激痛によりどのように対処すれば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、股関節がつる人や、足がつる人など、脚全体の「つり」について原因や対処方法をご紹介きていきます。

脚がつる原因とは

なぜ脚をつるのでしょうか。その原因は、大きく2つに分けることができます。

1つ目は、筋肉自体に原因がある場合、2つ目は、神経の問題です。

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

筋肉が原因の場合

過度な運動により、筋疲労度が高い場合に、脚がつりやすい傾向にあります。また、加齢により、筋肉中の水分が減り、つってしまうケースもあります。

その中でも、栄養素のミネラルが原因になるものと、筋紡錘という器官の異常について、ご説明していきます。

ミネラル不足による筋肉への影響

よく耳にするミネラルですが、そもそもミネラルとは何でしょうか。

ミネラルは、五大栄養素のうちの1つで、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ナトリウムなどがあります。

これらは、バランス良く摂取する必要があります。このバランスが崩れてしまうと、電解質異常という状態になり、筋肉へ影響が出てしまいます。

電解質異常は、運動により汗をかいたり、水分摂取が足りなくなった場合に起こります。

運動中にスポーツドリンクを飲むのが一般的なのは、もちろん水分補給の意味もありますが、ミネラルを摂取するという目的もあります。

筋肉の器官である、筋紡錘による影響

筋肉が伸びすぎないように制御している感覚器官を、「筋紡錘」といいます。この筋紡錘により、普段私達の筋肉は守られていると言っても過言ではありません。

逆に、筋紡錘がないと、筋肉が伸びすぎて怪我をしてしまいます。

そんな筋紡錘ですが、血液循環が悪くなった場合に異常を起こしやすいといわれています。

血液循環が悪くなる要因として、筋肉が硬くなってしまうケースや、冷えが考えられます。

筋紡錘が異常を起こすと、脳からの指令が上手く機能せず、脚がつってしまう可能性があります。

関連記事:「歩くと股関節が痛い人」が知っておくべき3のこと

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脚をつったときの対策とは

脚をつる原因を確認したところで、次は対処方法について見ていきましょう。

対処方法を頭の中に入れ、いざ自分が脚をつってしまったというときに、混乱せずに対処できるようにしましょう。

短期的改善(応急処置)

脚をつってしまうと、激痛を感じ、痛みに耐えるだけでもとても大変です。その中でどのような対処をすれば良いかというと、まずはストレッチを行うことです。

ふくらはぎであればふくらはぎ、太腿であれば太腿といった具合に、つった部位を早急に伸ばすようにしましょう。

もし、周りに人がいるのであれば、その人に伸ばしてもらるように頼みましょう。

ストレッチは入念に行わないと、再びつってしまう可能性があるので、しっかり伸ばして、戻してもつる感覚はないと判断できるまで、ストレッチを行いましょう。

長期的改善

脚のつりに悩んでいる方は、脚がつってしまったときではなく、脚がつらないようにする為の改善策も必要になってきます。

普段から意識することで、突発的な脚のつりを防ぐことができます。

食事からミネラルを補給する

脚をつるのは、ミネラルの摂取不足が1つの原因であるとお伝えしました。

その為、食事からミネラルを補給すれば、脚のつりを改善することができます。

最近では、ミネラルを摂取する為のサプリメントも市販されているので、興味をある方はぜひ試してみてください。

血液循環の改善

筋紡錘は血液循環が悪くなったときに異常を起こしやすいとお伝えしました。

その為、血液循環を改善すれば、脚のつりを改善できる可能性が高まります。

日頃運動をしていない方は、歩く距離を増やすなど、少しずつ運動量を増やしていくと良いでしょう。

また、ふくらはぎをマッサージしたり、脚全体をストレッチすることで、血液循環を改善することができます。

食事でも改善することは可能なので、興味のある方はぜひ実行してみましょう。

まとめ

一口に「脚をつる」といっても、どの部位がつったのか、何が原因でつったのかなど、ケースは様々です。

ここで確認した原因、対処方法を確認し、「脚をつるかもしれない」という不安から、少しでも早く抜け出せるように頑張りましょう。

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