身長が伸びる時期っていつ?伸ばすためにできること

子供の成長を見るのは親にとっても幸せなことですよね。身長だってすくすく成長していき、なかには親の身長を越してしまう子供もいますよね。でも周りの子供と比較すると「あれ?うちの子供身長が小さいのかも…」なんて不安に思う親御さんもいるのではないでしょうか。そもそも身長が伸びる時期とはいつ頃であって、どのぐらいの身長が伸びていれば問題ないのでしょうか。

身長が一番伸びるのはいつ?

人間には成長期と呼ばれる時期が大きく分けて2回あります。「第一次成長期」は、生まれたばかりの赤ちゃん~4歳になるまでの時期を指します。新生児の身長は50cm程(個人差あり)で生まれ、4歳までにその倍にあたる100cmまで身長が伸びます。この成長期が過ぎた後はゆっくりではありますが、1年間に5cm程度身長が伸びながら成長していきます。

「第二次成長期」は女子8歳~10歳、男子が9歳~11歳の時期になり成長の最終段階でもあり心身ともに大人に近付いていきます。女子は初潮がはじまり男子は声変わりをする時期ですね。この時期になると子供が急に大人びたなと感じることも増えるはずです。第二次成長期は個人差が大きいので、中学から高校にかけて終わるのが一般的ですが、なかには大学生になっても身長が伸び続けている人もいます。

この急激に成長する第二次成長期が終わると身長は伸びなくなります。身長を伸ばしたい人にとってこの時期にどのくらい身長が伸びるのかによって将来の身長が決まってしまうといっても過言ではありません。

関連リンク:身長を伸ばす為にできる具体的なポイントは?

関連リンク:手軽に簡単!身長を伸ばすストレッチでの効果とは?

どうして成長期に身長が伸びるの?

成長期になると身長が伸びると言われても、どうして伸びるのかについて考えたことはないでしょう。成長期の身長の鍵を握っているのが「骨端線」「成長ホルモン」の2つです。成長期の子供をレントゲンで見てみると骨と骨を繋ぐ軟骨部分に細い線の骨端線を確認することができます。成長期になると成長ホルモンがたくさん分泌されるようになり、骨端線が増殖し身長を伸ばしていきます。

成長期が終わるとこの骨端線がなくなり1本の骨になることから身長が止まると言われています。稀に大人になって身長が伸びたという話も聞きますが、これは大人になっても骨端線が残っている人もいる為です。男女によって多少時期は違いますが成長期にはこれだけ時期に違いがあることもわかるでしょう。

 

身長が伸びる時期に積極的に取り入れて欲しいこと

身長が伸びる第二次成長期は確かに急激に成長する時期ではありますが、その子供によって個人差がありますよね。なかには成長期なのにほとんど身長が伸びていない子供もいるかもしれません。日々の生活の中で成長ホルモンの分泌を促すような生活習慣を取り入れることが大切です。

  • たんぱく質を中心とした栄養バランスの摂れた食事を食べること
  • 睡眠は成長ホルモンの分泌に欠かせないので夜更かしをせず夜10時には寝ること
  • 適度な運動で太陽の光を浴びて骨の形成を促してあげること
  • ストレスを過度に溜めるような生活をしないこと

など規則正しい生活を行うようにしましょう。また身長を伸ばすアルギニン(必須アミノ酸)を配合したサプリメントなども合わせて取るようにすると身長が伸びやすくなります。

身長が伸びる時期は個人差があるものの、男女によってある程度決まっています。将来の身長は第二次成長期にどれだけ身長を伸ばせるかによっても変わりますので、子供の身長の伸びが悪くて心配している親御さんはこういった子供の生活習慣を見直してみることも大切です。なかにはもしかしたらまだ成長期の時期ではないだけの可能性もあるかもしれません。将来身長で困ることのないようにできることはしてあげたいものですよね。

関連リンク:身長が伸びる時期っていつ?伸ばすためにできること

関連リンク:食べ物で身長を伸ばすことはできるの?選ぶときのポイント