産後でもキレイなスタイルでいるための骨盤矯正法とは?
産後には身体が変化していくと言われています。それもそのはず、あんな大きな赤ちゃんがお腹から出てくるのですから、身体に何も起こらない方が不思議です。
その中でも特に骨盤の変化が著しいです。産後に骨盤矯正をしないと歪んだ骨盤が原因で、その他の身体の部分にも悪い影響を及ぼしやすくなってしまいます。ですので、産後で骨盤がゆがんでいるからこそ、しっかりと骨盤矯正を行っていき、正しい骨盤の位置に戻すことが重要です。ぜひ、元の綺麗なスタイルを取り戻しましょう!
出産後は身体が変化しますが、骨盤も変化してしまいます……!
女性の身体にとって、出産は喜ばれることですが、女性の身体にとって出産は大きな負担を与える出来事でもあります。子どもを妊娠した時点で、女性の脳からは女性ホルモンが出て、目には見えない身体の中が変化します。
そして、赤ちゃんをしっかりと受け止めるために、女性の身体は骨盤が開きます。
もちろん、何もしなくても骨盤はゆっくりと閉じていきますが、完全に出産前の状態に戻らないことも多々あります。努力次第で開いた骨盤を元の状態に近づけるは出来ますが、自然に骨盤が閉じるのを任せていると、骨盤が歪んでしまうこともあるので、注意が必要です!
出産後に歪んでしまった骨盤によって引き起こされるさまざまなトラブル
- 身体の冷え
- 全身のむくみ
- 便秘
- 尿漏れ・失禁
- 腰痛・膝痛・股関節痛
- 疲れやすさ
- 肥満
など……
「たかが骨盤の歪み」と思われがちですが、実際には骨盤の歪みによって、さまざまな弊害が出てしまいます。出産前の状態であれば、ある程度の身体の不調はなんとかなりますが、出産後に赤ちゃんを抱えているお母さんにって、身体の不調は大変なことです。ただでさえ、赤ちゃんの世話で忙しいのに、自分の体調管理までなんて考えるだけでキツイです。
しかも、骨盤がゆがむと新陳代謝が低下して肥満になりやすく、出産後に崩れてしまいがちなスタイルが、さらに悪くなってしまうことがあるのです!
そんな、身体にさまざまな悪影響がある出産時の骨盤の歪ですが、その原因はなんなのでしょうか?
実は、骨盤歪みの原因は、出産時に骨盤に負荷がかかることで引き起こされてしまう、「骨盤輪不安定症(こつばんりんふあんていしょう)」です。
出産時に起きる「骨盤輪不安定症」とは?
出産時の骨盤の歪みを異常に気にする必要はありませんが、転ばぬ先の杖として、骨盤の歪みは正しておくべきです。それが特に骨盤輪不安定症によるものだった場合は、なおさらです。
骨盤輪不安定症とは出産で骨盤に負荷がかかったことできた、仙腸関節や恥骨結合部の外傷が原因で引き起こされてしまう症状です。
この骨盤輪不安定症だと診断された場合は、整形外科では骨盤輪の固定装具(コルセット)の装着や、鎮痛剤の処方を勧めているようですが、実際には仙腸関節や恥骨結合部の外傷ではなく、骨盤の歪みの可能性があります。
ただ、出産が原因で骨盤輪不安定症になる方だけでなく、もともと骨盤がズレていた方が、出産時にさらに骨盤がズレてしまい、結果的に骨盤が大きく歪んでしまったことが原因で、骨盤輪不安定症になってしまう方の方が多いようです。
「私の骨盤歪んでる?」出産後の歪みチェック
あなたは何個チェックがつきますか?
- 片方の靴だけがすり減る
- 何もないところでつまずく
- O脚またはX脚である
- 片方の足に重心を置いてしまう癖がある
- 何かによくよりかかってしまう
- 目をつぶってまっすぐ歩けない
- 出産してから急に太った
アナタは、このチェックリストにどれだけチェックがついたでしょうか?
このチェックリストに3つ以上当てはまった方は、もしかすると骨盤が歪んでいるかも知れません。なぜなら、骨盤が歪むと身体が歩いたりする時に、正しいバランスを取れなくなるからです。
骨盤は私たちの身体のバランスを取るために重要な部分です。骨盤が歪むと、身体は歩いたりする時に、正しいバランスが取れなくなってしまうため、他の関節部分がその歪みをカバーしようとして、無理をしてしまい、身体にさまざまな不調が現れてしまいます。
そして、その結果、さらに骨盤が歪み身体にさまざまな悪影響を与えてしまうのです!それでは、そんな骨盤の歪みをどうやって矯正すれば良いのでしょうか?