ぽっこりお腹の原因はメタボではなく、骨盤の歪み!?骨盤とぽっこりお腹の意外な関係
ぽっこりお腹・・・
気になっている方はいらっしゃると思います。ぽっこりお腹を改善していくには、食事制限ももちろん大切なことですが、骨盤周りの矯正を行うことも重要です。
骨盤が歪んでしまうと血流やリンパの流れを悪くしてしまい、結果的に新陳代謝の悪いカラダになりやすくなってしまうということを知っていましたか?
ぽっこりお腹の原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎだけではないかも……?
お腹の内蔵脂肪がたまりすぎて、お腹だけが以上に「ぽっこり」してしまうメタボリックシンドローム、通称メタボは食べ過ぎや、飲み過ぎが原因だとされています。
普通の脂肪なら、筋肉の上につくので、食事制限を行い、毎日運動をして筋肉を使い、新陳代謝を高めればどんどん落ちていくのですが、メタボは違います。
メタボは皮膚の下に脂肪がつくのではなく、内蔵の周りに脂肪がつくので、落とすのが難しいだけでなく、内臓や血管が圧迫され以下のような症状を引き起こしてしまうと考えられています。
- 高血圧
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 脂質異常症 など……
このように、さまざまな恐ろしい病気の原因となってしまうメタボですが、その原因は食べ過ぎ、飲み過ぎだけでなく、骨盤の歪みが関係しているかも知れません!
骨盤の歪みで、なぜメタボに?骨盤とメタボの意外な関係
骨と筋肉、この2つには字面だけ見ると、あまり関連性が内容に思えますがすべての動物の身体は骨と筋肉でつながっています。生き物の身体は、骨にそって筋肉が形成されるので、骨は建物における鉄骨のように筋肉をささえる役割を持っています。
それでは建物の鉄骨が歪んだら、壁や内壁はどうなってしまうでしょうか。
当たり前ですが建物の中の鉄骨が歪んだら、壁な内壁なども大きな影響を受け、ヒビが入ったり、曲がったり、傾いたりしてしまいますよね?
それと同じことが、私たちの身体でも起きているのです。
特に骨盤は、建物で言う所の大黒柱そのもの。大黒柱が、歪んだら他の骨組みがしっかりしていても、家は傾いてしまいます。
そして、人間の場合は骨盤が歪んでしまうと、身体全体がその歪みに対応しようと悪い方向に変化してしまうのです。
その悪い方向への変化に、メタボも上げられます。
メタボの原因は脂肪燃焼能力が弱まったから!そして、その原因は骨盤?
メタボは、食べ過ぎ、飲み過ぎも、もちろん大きな要因なのですが、中年層に多い理由は、若い頃に比べて新陳代謝が低下し、脂肪燃焼能力が弱まってしまったことが原因です。
新陳代謝が低下し、脂肪燃焼能力が弱まると、身体に脂肪がつきやすくなります。
そして、脂肪が内蔵につくことで、より代謝が悪くなり、さまざまな病気を引き起こす原因になるというのが、メタボの原因なのですが、この新陳代謝の低下に骨盤が深く関係しているのです。
骨盤が歪むことで、身体のバランスが崩れてしまうことは先述した通りですが、筋肉がつくバランスも崩れてしまいます。
本来の身体であれば、身体にまんべんなく筋肉がついているのですが、骨盤が歪んでしまうと、筋肉バランスが変わってしまい、筋肉の多い部分と少ない部分が出てきてしまいます。
しかも、筋肉のバランスが崩れるだけでなく、全体の筋肉量まで減ってしまうという、イヤなおまけがついてきます!
骨盤の歪んでいない人の全体の筋肉量が、上半身と下半身で「5:5」だとしたら、骨盤が歪んでいる人の筋肉量は「4・5」のように変わってしまいます。骨盤が歪んでいる人は上半身と下半身、左右でつく筋肉の量が変わるだけでなく、全体の筋肉量が少なくなってしまうため、脂肪燃焼能力は低下し、脂肪が燃焼しにくくなっているのです。
しかも、骨盤が歪んでいると、腰回りの筋肉量が減る傾向があるため、腰とお腹周りの脂肪燃焼能力も落ちるため、お腹周りに脂肪がつきやすい!
このように、骨盤が歪むと複合的な要素が絡み合い、メタボを引き起こしてしまうことのなるのです。
○横並びボックス
正常な骨盤の場合 | 骨盤が歪んでいる場合 |
身体全身キレイに筋肉がついている(筋肉量も多い) ↓ 脂肪燃焼能力(新陳代謝)が高い ↓ 食べたものの脂肪を分解し、エネルギーに変える ↓ 脂肪が残らない ↓ メタボリックシンドロームにならない! |
身体の筋肉バランスが悪く、筋肉量も少ない ↓ 脂肪燃焼能力(新陳代謝)が悪くなる ↓ 身体に脂肪がたまる、特に腰回りに脂肪がたまる ↓ 内蔵の周りにもどんどん脂肪がつくようになる ↓ メタボリックシンドロームになる! |
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